月の欠損の話

Twitterで何度かツイートしている、最近話題のお話。
占星術好きなら、もうご存知の方も多いはず。

昔から占星術や誕生日占いで有名なマドモアゼル愛先生が提唱している説です。
占星術の世界では、月星座は自分のプライベートの顔、幼少期、やっていて落ち着くこと、無意識などを表すとされています。

しかし、これが全部自分にはもともと『無い』ものだったら。。。

つい先週、マドモアゼル愛先生がオンラインで『月の欠損』についてのセミナーが開催され、
どうしても気になったので、三日間のスケジュールを全部きちんと視聴致しました。
本当に目から鱗の内容でした。

昨今は、月星座を異常に持ち上げられていることが多いですが、やっぱり違うよね。。と私の中で納得出来た感じでした・

実は、私自身も、自分のホロスコープの中で一番影が薄い存在だったのが月星座でした。
私は月が魚座ですが、魚座の特徴を自分に感じることがないんです。といっても、表面的には魚座っぽいところ、あるんですけど、本当は違うと言う感じ。うーん、表現が難しい。
私自身は、魚座的ないわゆる独創的なインスピレーションの世界を創り出すタイプではないです。むしろ、すでにあるものを何かの意図を持ってアレンジしたり、人に紹介することの方が大得意。
やっぱり自分が得意な部分て、太陽獅子座だったり、金星水星の乙女座が出てくる。

一時期、ファッションやメイクもホロスコープをもとにすれば面白いのではないかと思い、
太陽星座やアセンダント星座、金星星座を活用する方法などを7年前くらいから行っていました。しかし、星座メイクをやっていて、なぜか月星座の星座だけがなんだかしっくりこなかったんですね。
私のメイクレッスンに来てくださる方もそうでしたし、自分の家族、友人、知人などの月星座を
照らし合わせてみても、どうも本人と月星座のイメージが合わない。。合う人もいましたが、月の他に月と同じような要素の星座を持っていた場合だけ。そのため、元々月星座はあまりファッションやメイクをメインで取り入れることをしていませんでした。

マドモアゼル愛先生が言うには、『月は欠損を表す』とのこと。
欠損なので、『それが無い』ということになるそう。

月は神秘的とか、女性性とか、神々しいものと捉える方も多いのですが、実は逆。
簡単に言うと、月星座は『自分が持っているように思わせて、実は持っていない』『要素としては持っているけれど、7歳までで成長が止まる』『月の要素を自分は持っていると思い込まされて、ただただ太陽のエネルギーを奪っていく星』『消耗させていく星』というお話でした。

太陽は男性、月は女性、という一般的に言われがちな解釈も、本当は逆ではないか、という愛先生の話も興味深く。愛先生も仰っていましたが、日本の古事記だったら、天照大神様は女神様で太陽の神様、月詠の尊は月の神様で男性神です。本当は逆じゃん。昔の人は真実を知っていたということですねw

今までの時代は男性主導の社会が築かれているけれど、今はそれも限界が来ていて崩れ始めているのでは、と。日本は政治の世界も、大企業も、みーんな男がナンバー1の位置。他の国は女性のリーダーがたくさんいるのに、日本は未だにゼロ。遅れてる。。
(マスコミなんかも、男尊女卑の洗脳がすごいもんね。ファッション雑誌とかも気を付けてね。最近の雑誌は知らないけど、昔はゴルフウェアのファッションページなんてありましたが、今どきの女子が趣味でゴルフするか??って思いましたもんw。ありゃオジサマ接待用ウェアの宣伝ですわ。キモっ!特に赤文字系の雑誌はそういう記事が多いので、内容を真に受けて洗脳されないように。おじさんに都合の良い女像を宣伝しているようなもんですから。おっさんなんかに良い女醸しても何も良いことありませんので。むしろマイナスでしかない。本当の良い女とは、オジサマにちやほやされる女ではなく、自分軸を持った自立した女のことですよー)

そもそも、月は『幻想』であり、『無いもの』だから、月が男性だったとすれば、この現代の男性社会は全て『幻想』ということになりますね。ただただ消耗させられていく世界。女性のエネルギーをどんどん奪っていく社会。
なんかわかるなー。。
女性だけが負担の大きい日本の世の中。共働きなのに、家事育児に非協力的で、女性を母親代わりにするキモ男の話もよく聞きますわ。もちろん、家事育児などもきちんと協力できる若い男性も増えてはいますよ。というか増えなかったら、これからの時代、かなりまずい。

今の男性主体の社会は意味ないことで争うこの世の中。無意味な競争ばかりで全然生産性無い。
要らないプライド、どうでも良い見栄。
勝ち組、負け組とか、なんでも比べて、上下をつけたがるこの世の中。古臭いですもんね。

よく言われているけど、これからの時代は男性性が弱くなり、女性性が強くなっていくと言われています。あ、語弊がないように言っておきますが、これは男性の立場が弱くなって、女性の立場が強くなると言う意味ではないです。男性性を表すものが弱くなり、女性性を表すものが強くなる。つまり、競争社会や戦争、社会的ステータス、などで価値観が決まる世界ではなく、他人との横のつながり、コミュニケーション、受容性、協力などが重要視されると言う意味であり、そういった女性性的な働き方やコミュニケーションを取れる方は、男女関係なく生き残っていける、という意味でございます。

月は、自分が小さい頃に、自分が両親から愛されるために身につけた要素とも解釈できるようです。でも、月は7歳で成長が止まってしまうため、それ以上発展することがありません。
そのことは、私もすごーく実感できるのです。

本来は月星座に引っ張られることなく、太陽星座で生きるべきなのです。
太陽は生きながら意識的に獲得していく要素になります。

私自身も、魚座で生きるより、獅子座で生きたほうがストレスが無いですもん。
月魚座で生きると、なんとなーく心がモヤモヤすることが多いです。

ちなみに、エレメント別に欠損を書くと、

火のエレメント⇒自我の欠損
風のエレメント⇒知的欠損
地のエレメント⇒物質的欠損
水のエレメント⇒感情的欠損

などを表し、これはそれぞれの星座で内容が変わっていきます。

私の場合なら、月が魚座なので『感情の欠損』です。
心から他人に共感する、ということも無いですし、他人との境界線は曖昧にできないです。
親しくないのに、自分の領域に入ってこられるのもかなり苦手。自己犠牲的なことをやらなくてはと何故か思ってやってみるけど、後で心がモヤモヤになる。
お金を頂くことが苦手、と言いながら、ちゃんと対価をもらわないと発狂するw
感情をぶつけられるのも苦手。相手の気持ちに寄り添って、共感し合ったりすることも本当は苦手。口では『大丈夫だよ~』とか言いながら、内心冷めている自分がいる。。
相手に『任せるよ~』と言いながら、絶対任せないし。何でも良いとか言いながら、本当はなんでも良くないんだな。。
他人を救いたい、っていう気持ちはあるんだけど、ほんと上手く行かないんですよね。

でも、愛先生が反対側の乙女座的に行動すれば月に惑わされないって言っていたので、私は水星も金星もMCも乙女座なので、これからもCliticalに生きて行こう、と思いました。。
愛先生曰く、月星座魚座は、『魔の申し子』みたいなものと仰っていたので、『魔』に引っ張られないようにしなくては。。(なんかその意味、わかるんだよな。。)
これから女性性の時代なのに、、他人に共感できない私は生きていけるのだろうかw

なーんか最近、ブログ書いてもまとまりのない内容になっていますが、ご了承くださいませw

ご自身の月の欠損が気になる方は、YouTubeのマドモアゼル愛先生のチャンネルで簡単な解説があるので、そちらをご覧くださいね。

Nao