色に良い悪いは、ない

何度か記事に書いていますが、私は5年前くらいに、素人が開いている数十万円も掛かるパーソナルカラーのプロ養成コースを習ったことがあるのですが、本当にひどい内容であったことをたまーに思い出します苦笑

その時の授業で講師が話していたことを、時折思い出してしまう。

その講師は、別に資格など持ってません。美容業界やアパレル業界などでの実績もない人で。当時の私には、気持ちの余裕がなくて、そこに通ってしまったのですね。

(その講義内容は本当に醜悪で、特にウェーブ体系の女性を馬鹿にする発言ばかりする講師でした。ウェーブはスタイルが悪い、足が短い、下半身デブだ、なのに胸が無い、など。当時、授業を受けてる方の中には、それを聞いて、怪訝な顔をされた方もいましたし。その講師は、もうウェーブ体系に生まれたことが、そもそもスタイルブスなんだと思い込むように皆に植え付けるのです。聞いてて胸糞悪くなりますが。

そして、もちろん私もウェーブ体系です。ちなみに、その講師が言うような体型のことで、私は一度も悩んだ事がありませんけどね笑笑。)

未だに薄いカーキとか見ると思い出すんですよ。

その講師が、「この色、何ていうの、草だよね!草!草みたいな色!」

まー、この言い方は完全にカーキ色をバカにした言い方でした。ただ単に表現力が乏しいのか、語彙能力に欠けているのか。

ご自分はその草みたいな色は似合わないんだと。そうでしょうね。

カーキって地味って思います?

私は全く思いませんね。

あの色を着こなせる人って、やっぱりその人の素材がいいか、品のある人ですね。

涼やかに着れたり、クールに着れたり、ナチュラルに着れたり、ちょっとの工夫でニュアンスが変わる色です。

華やかで鮮やかな色のみが、綺麗な色とは決まっていません。

外を見渡せば、カーキ色はたくさんあります。そう、自然の中にもたくさんありますよね。

草花を観察していると、どの色も美しく生き生きとして見えて、美しいのです。

自然が好きな人は、美的感覚に優れた方が非常に多いです。

そもそも芸術はぜーんぶ自然から出来てますし。

染色もぜーんぶ自然のものが発祥です。

空の色も、花の色も、日差しの色もぜーんぶ自然の芸術。

だから、自然の美の法則が身についている方は、センスが良いです。草花も愛でられる。

日本は、晴れの日、曇りの日、春の日差しの日、夏の暑さの日、木枯の時期や雪の日などなど、四季によって色々環境は変わりますが、同じ樹木でも、四季や環境によって全く違うものに見えたりしません?

だから、私はインスタにそれを留めています。

私はそれを感じるのが大好きです。

全て本物の芸術です。

逆に自然に全く興味のない人や造花に囲まれてる人は、それなりですよね。所詮、偽物で満足してる。

そこまでなんだな、と思います。

どんなアーティストも自然からヒントをもらってます。

花屋で買った花だけが美しいわけではないです。自然に自由に生きてる花も、美しいんです。

みんな個性があります。

そういう良さをわかる人が、日本の美的感覚を底上げして欲しいって思います。

Nao

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