トランジット土星の厳しさ体験記①

土星ってどんなイメージを持ちますか?
占星術を知っている人なら、「試練の星」とか「厳しい星」って思う方も多いはず。
私の実感ですが、確かに土星はめちゃくちゃ厳しいです。
全ての人に共通しますが、大体27歳~30歳前後に掛けて、「サターンリターン」という天体の配置を経験することになります。
これはトランジットの土星が自分のホロスコープ(ネイタル)の土星にコンジャンクションする配置のことで、
これが意味することは、「あなた、このまま同じ道を進んで良いんですか?見直してみたらどう?」とメンテナンスをかけらるような時期です。
大抵この年齢になると、人生の節目的なイベントが多くなると思います。
結婚、出産、転職など様々。。
ものすごく実感する人としない人がいると思いますが、私はサターンリターンが本当にきつかったです。
そして、そのきつさのおかげで、本来の自分を取り戻すことができました。

私の体験談になっていまいますが、土星の厳しさについて書いてみようかと思います。

私は土星蠍座世代です。土星が蠍座にやってきたのは2012年10月6日頃。
その時期が来る前か不思議な予兆はありました。なぜか喧嘩もしてないのに、自分の周りから自然と友達が減っていったんです。もしかしたら私の11ハウスをトランジット土星が通過していたので、言い方悪いですが、必要のない人脈は土星によって切られたのかもしれません。その流れで土星が蠍座がやってきました。
私は某化粧品会社で新卒の頃からプランナー職をやっていました。いわゆる花形職業です。
仕事は華やかだし楽しかったのですが、正直、会社の都合でプライベートがめちゃくちゃになることが、私にとって本当に辛かった。毎日残業三昧だし、私の担当していたブランドはイベントに多く出展する商品だったので、部内で一人だけ休日出勤が多かったのです。でも、お給料は変わりません。
どんなにやってもやっても、報われない世界に、かなり嫌気が差していました。
土星が蠍座に入る直前、私のなかで、プツリと何かが切れ、あっという間にその仕事を手放してしまいました。本当に「もういらない」という感覚だったんです。ちょうどその頃は12ハウスのネイタル冥王星(天秤30度)とトランジット土星がコンジャンクションした時期。冥王星は「破壊と再生」です。そこに忍耐の土星がやってきたということは、大きな変化を表しており、自分の人生の方向性に向かうためのプロセスでもあります。
これが全ての始まりでした。

それから数か月して、トランジット土星が12ハウスのネイタル土星にコンジャンクション。
サターンリターンですね。
そう、転職して新しい会社に移り、一時的にお給料も上がったので、実家を出ることにしました。
まさに大きな転機でしたね。自分で責任を持って生活をしていくのは厳しさもありますが、とっても充実していて楽しいって思った記憶があります。
しかし、その転職先は蓋を開けてみたら、ザ・ブラック企業でした。本当に最低でした。
もう今は辞めた会社なので詳細を書く気はありませんが、酷すぎました。簡単に書くと、面接で聞いていた労働条件とは違うし、経営者のパワハラが半端なかった。深夜残業も月に何度かありましたし。(夜中3時集合とか苦笑)しまいには、給与体系を変えると急きょトップが言いだし、約束の給与ではなくなりました。
そうして数か月後、今度は父が末期の膵臓癌であることが判明。最初に聞いたときは冗談かと思いました。今は理解できますが、たぶん、心底信じられなかったのでしょうね。うちの家族にそんなことが起こり得るはずがないって。
父は私が家を出て、自分で生活していることをとても喜んでいたし、なぜか父はまるで自分が引っ越ししたかのようにワクワクしてましたから、明るい兆しのところに、あっという間に絶望という暗闇が覆いかぶさった感じです。
それからどんどん父は病状が悪化、、癌が判明して一年も経たないうちに天国へ旅立っていきました。
2014年5月です。
その頃はまだ土星はギリギリ12ハウスを通過中でした。本当に、疲労困憊でしたし、心身ともにボロボロになってしまい、ブラック企業で働き続ける気力もなくなっていました。もうお金なんかいらないって思ったくらいです。
でも父が死をもって大切なことを教えてれました。
それは、人生そんなに長くはないということ。
そう、みんな毎日普通に会社行って働いてごはん食べて生活していますが、いつ何時その生活がなくなるかわからないのです。つまり、毎日過ごすこの時間は、とても貴重であり、一分たりとも無駄にはしてはいけないということ。
時間=命です。
それを働いていて全く幸せを感じない仕事に自分の時間=命を掛けているかと思うと、自分の命を粗末にしているように感じてしまったのです。
身近な人を亡くしたことがない人には理解しがたいと思いますが、当たり前が当たり前じゃなくなるって本当に凄まじいのです。この話をしても、私をただのファザコンだと感じる人もいるみたいなので。それは違います。大切な人の命の消える瞬間に立ち会わないとわからないと思います。

父の死から一か月後、私は会社に辞めることを申し出、2014年の7月に会社を辞めました。
ちょうどその頃はトランジット木星が獅子座にやってきたときです。前の記事でも書きましたが、
別に幸運でもなんでもありませんでした。

その頃は何かを変えたくて、本当は自分はメイクを人に教えたいってむくむくと気持ちが湧いてきて、ネットで調べた個人経営のメイクスクールに行きました。プロを養成するとあったので、期待して行ってみたのですが、これが大間違い!大金を使ってしまい、本当に本当に心から後悔しました。
ね、木星=幸運でもないです。
でも、この大失敗のおかげで、自分が本当にヘアメイクのプロになりたいんだって実感させるきっかけになりました。

2014年10月頃、ちょうどアセンダントに土星がぴったり重なりました。
その頃、生活のために、派遣社員を始めました。これも試練の始まりでした。
そう、まったく今までの経歴が役に立たないのです。職場は今までの華やかな化粧品会社とは違い大人しいIT企業。しかも配属された部署は、何ともおしゃれとはかけ離れたオーバー50の独身女性だらけ。
私だけ異色な感じ。派遣という立場だからか、見事なまでの弱いものイジメを受けましたね笑
ここから2年半、トランジット土星が1ハウスを通過中は、どんどん自分に自信がなくなっていきました。。。

長くなるので②に続く

Nao

 

 

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