人間らしく生きたいよね

太陽は魚座に入り、徐々に木星へと近づいていきます。
天王星と土星は引き続き厳しい角度を取り続けてはいますが、今月は良い配置が多いと思います。
太陽が魚座に入れば、木星と海王星にコンジャンクションしていきますし、更にトランジットの牡牛座天王星とトランジット山羊座冥王星とは調和の角度を取っていきます。ドラゴンヘッドとも調和していく位置になります。
太陽自体は土星ともそんなに悪い角度にならないので、パッと見た感じではありますが、良い兆しを感じさせる出来事は増えそうです。
もうそろそろコロナ騒ぎは終わるんじゃないかと、巷では言われています。でも、私的には星の配置を見ても、23年から24年だと思うんですよね。このおかしい状態が終わるのが。
もし、コロナ騒ぎが終わっても、おそらく後にまだ何か起こるので、そちらの方が気がかりです。
ウクライナのニュースを聞いても、なんか戦争やりたくてウズウズしてるって感じですもん。ほんと嫌です。木星は5月に牡羊座に入りますが、牡羊座のルーラーは火星なので変な方向に火をつけないで欲しいなって思っています。

さて、話は変わります。ここ数年、「丁寧な暮らし」系のコンテンツがものすごく増えましたね。コロナ騒ぎで在宅勤務が広がって、自宅で動画を見る機会が増えたときから、一気に視聴者は増えましたが、実はもう、2018年のころからそういったコンテンツは生まれていて、私もフリーランスをやっていたときからずっと見ていました。

古民家を買ってリノベーションしたり、田舎へ移住して自分で作った野菜を味わったり、日々のルーティーンの工夫をすごくオシャレに見せる動画があったり、本当にさまざまあります。
私も、ああいう暮らし、昔からすっごく憧れていました。
私は大きなくくりで言えば、おそらく都会っ子の方なので、緑が沢山ある土地はすごく憧れます。なんというか、味気ないコンクリートジャングルに全く魅力を感じません。今なんて、都内はどこもかしこも一緒。商業施設は大抵どこもかしこも同じようなものしか売ってないし、入れ替えが激しくて、情緒も何もないです。唯一キレイだと感じるのは、首都高からの夜の眺めでしょうか。まるで未来都市に見えるので。私はあそこを運転する勇気はありませんが。
(首都高の走行動画もあったりするので是非ご覧あれ)

この間、七里ガ浜辺りを散歩した時に、ビル群の都会と自然の中の違いは、究極で何だろう?って考えてみたら、「音」かもしれません。七里ガ浜は、当たり前だけど自然の音ばかり。耳に入ってくる音が心地よくリフレッシュできます。車の音くらいなら別に気になりません。
しかし、都会だとどうなるか。お店のBGM、街宣車、止まらない車のクラクション、人の声。本当にさまざまな人工的な「音」が発生しています。とにかくいろんな種類の音が混ざっている。
私は音を色で感じる感覚があるのですが、都会は色がぐちゃぐちゃ。濁りまくり。オシャレな街を演出していても、その濁った色自体は消せていません。だから変な人も多くなるのでは。
それらが自然と頭の中に情報として入ってきてしまうので、頭がすごく疲れるのかなと思いました。

実際、都内に勤めている方で、同じように感じていらっしゃる方は多いように感じます。
あんなところにずっと居続けたら、誰だって疲れます。息つく暇がない。少し深呼吸したいのに、外はビル群ですし。外に出たって、人と車だらけでうるさいし、空気は汚い。
どこにも一息つけるオアシスがないんです。

(たまに、貴方は都会の汚いところしか見えていないと言われることがあるのですが、申し訳ないくらい良いところが見つからない。交通の便がいいところくらいですかね。港区などのオシャレでステータス高めおと言われる場所に住むことにも、私は昔から憧れが1ミリも無いです。)

だんだんそういう環境に慣れていくと、人生なんてそんなもんだって思いこみやすいんですよね。
本当は違うのに。

だって、今の東京はまるで家畜小屋みたいになっているんですよ…いろんな人が言ってますね、日本は「人間牧場」の実験台になっているって。ほんとそうだと思う。
みーんなトップ(雇い主)の言いなりで、人生のほとんどの時間をぎゅうぎゅう詰めの空気の淀んだオフィスで過ごし、時間に追われて、家にはただ寝に返ってくるだけの生活。ご飯も時間がないから、添加物まみれのお惣菜。もしくは油を使いまくっている外食。そこに、ストレス発散のための添加物まみれのお酒投入。

これじゃ、ただただ、身体はボロボロになるし、人間らしさはなくなっていくよね。

今、トランジット天王星が牡牛座に来ている理由も、「人間らしい生活」を取り戻すための革命を起こすためなと思ったりもします。
牡牛座って「生活」を表します。「生活」ってそもそも漢字をちゃんと見てみると、「生命を活かす」って書くんですよね。
生命を活かすってどういうことかって考えると、一人一人が人間らしく生き生きと活動することだと思うんですよね。

今、みんなが思う生活って「生計を立てて何とか生きながらえていく活動のこと」って解釈になっていると思う。まぁ、「生活」という言葉にはそういう意味も含まれては要るんですけど。
でも、生計を立てるために、自分のほとんどの時間を拘束され、会社に言われることだけをやって、月一でお金もらって、少ない給料から国に税金分捕られて、ただただ生きながらえる人生って、正直幸せなのだろうか…と疑問を抱いてしまう。
「人間らしい」とは、何かに心動かされたり、自分で考えて工夫したり、行きたいところに行ってみたり、おいしいものを食べて嬉しくなったり、まさに色鮮やかな感情のことを指すのだと思う。

今の日本人の働き方って本当に人間ロボットだよね。もうロボットのように毎日淡々と仕事という名の「作業」をこなしているだけ。一人一人個性があって、同じではないはずなのに、評価は出来、不出来で全てを決定。もしくは数字の積み上げで評価。あとはトップの好き嫌いで組織は動くので、トップに対して忠実なロボット犬であるかどうかが大事。

そんなことはわかっているが、これが社会の常識なんだから、受け入れられないやつは社会不適合者で負け犬だ!って決めつける人もいますが、それは社会の常識という枠を自ら甘んじて受け入れていて、自分で思考を止めてしまっている証拠だと思う。自分で考えなくていいっていうのは一番ラクなんですよ。現状の世界に「違和感」感じる方の方が人間らしいと思います。

でも、2019年から天王星が牡牛座に入ったあたりから、少しづつ風向きが変わりだした。
それを後押ししたのが、このコロナ騒ぎだったのは間違いないです。
仕掛けられたパンデミックであることは確かなんだけれど、みんな一旦正直に戻ったんじゃないか?なんでそこまで社会に縛り付けられる義務があるんだと。

そこに流れてきた、生活を豊かにするヒントたち。ああいった類の情報を日々見ていたら、ずっと過ごしてきた世界がいかに狭くて、薄っぺらい世界だったかを感じてしまうかもしれません。

昔から言っていますが、私はYOUTUBEなどで、美容情報は一切見ません。なんか〇〇万円分のコスメを買ってきましたー!新色ですー!とか、モノ、モノ、モノしか出てこなくて、逆にモノを大切にしていないように見えるので一切見ません。消費ばかりで豊かなコンテンツに感じないんです。あれも企業からすごい金額貰っているんですよ。広告代理店にYOUTUBERを使った広告を依頼すると桁違いに高いです。TickTokやインスタはそこまで高くないです。でも結局は企業からカネをもらって、あたかも自分で見つけて宣伝しているかのように演出してます。でも、そういうのもバレバレですけどね。おそらくこれからは、バズったものに目が行くというより、個人個人が好きな方、波長が合う方がすすめているものに注目するようになり、それを試していく、という流れになると思うので、企業の思惑はどんどん外れていくでしょう。広告代理店も仕事なくなると思います。

私自身は、昔から自然に囲まれる生活に憧れていたので、こういう世界の大変化は大いにウェルカム。牡牛座天王星、よくやってくれた!って思う時もある。
社会が変れば、そういう世界に自分も移りやすくなりますからね。

牡牛座的なもの、緑の匂い、さわやかな風の音、季節の美味しい食べ物、声を出して笑う事、綺麗な海を見ること。これらを感じるための五感を大切にすること。
ラグジュアリーとか華美なものでなく、ごく自然のものへのシフト。

人間ロボットじゃなくて、ただ一人の人間に戻る事。
牡牛座天王星のそういった一面を最近は感じます。

Nao