占星術は、最初に自分のネイタルのホロスコープを見ることから始まり
徐々に未来に起こりそうなことを読み解くトランジットにだんだんシフトしていくと思います。
私も最初は全然読めませんでしたが、ふと自分に大きな出来事が起こったり、
心理的に抑圧を感じたりすると、もしかしてトランジットで何かあるのかな?と思ってみてみると
大抵大きなトランジット天体が自分の月にプレッシャーをかけていることが多く、
本当にトランジットって体感するんだって思ったことがあります。
ネイタルはあくまでその人の性質であり、引き金はトランジットの天体が役目を果たしています。
もちろん、プログレスも体内時計なので読まなくてはなりません。
トランジットの影響を読んでみたくなったら、最初はトランジットの天体が自分のネイタルの天体に“合”しているものを探します。
例えばトランジットの土星が自分のネイタルの月に合していれば、何かしら心にプレッシャーを感じたり、
感情を外に出しにくくなったり、気持ちが重く感じることがあります。
トランジットの海王星が水星と合だと、想像したものを言葉に表しやすかったり、
人によって出方はさまざま。
もしくは木星や土星などの大きな天体がハウスのカスプをまたいでいく時は大きな変化を表すので、
それがいつごろ来るかもチェックすると良いです。
例えば土星が1ハウス通過なら、今までの古い自分を捨て、新しい自分を模索し探し出す時期ですし。
とくにアングルを通過するときは要チェックなのです。
それだけでも、何となく自分の状況が読めるので、トランジットは全く難しいものではないです。
“合”でなくても、“トライン”や“スクエア”がわかるともっと面白くなります。
私はネイタルの金星にトランジットの冥王星がトラインしていた時は、
多分人生のモテ期のピークを迎えていました笑
あれは何だったんだ?と思って調べたら、このアスペクトが出来てたので納得でした。
トランジットが分かれば、自分の未来には、こんなことが起こりそうなどの予測はつくし、
自分の行動が最大限に活かされる時期もわかったりします。
私はもう前々から、わかってはいましたが、きっとこの春は仕事がうまく進まないだろうって読んでいたので、
今のなかなか進まない現状は予測通りでした。特にトランジットの土星が2ハウスに入ってすぐ1ハウスに逆行したので、ようやく自分の殻から出れると思ったら、もう一回再点検して、自分の出来ることを再確認をさせ、2ハウスに戻ったら、その能力で稼ぎを安定させましょうと読めていました。
それに、今年の夏から動き出すことがわかっているので、少しだけ不安は緩和されてきてます。と言ってもT海王星がまだN月の近くにいるので不安はありますが。
トランジットを未来予測に使わなかったらマジでもったいないですよ~
Nao