4月も始めの一週間が終わろうとしています。
早いですね~
新しい環境に身を置いた人も沢山いらっしゃったかと思います。
なので今週末は十分に体と心を休めてください。
変化に一気に対応しようとすると、必ず心が疲弊しますので。
本日から月は蟹座に移ります。心がほっと落ち着く場所が欲しくなる時。
慣れない環境に身を置いたら、余計にそう感じるはずです。特に今週の日曜日はトランジットの蟹座の月が太陽とスクエア、冥王星とはオポジションというハードな配置を取っています。日曜の夜から月曜にかけては太陽と冥王星がスクエアになっており、心にプレッシャーが掛かりやすい。なんで日曜の夜からこの配置なのよ、って感じですけどね。苦笑
これだと、どう考えても居心地の良い場所から外に出たくなくなります。
でも、それを繰り返していくと、いつの間にか自分はその場所になじんでいっています。そういう配置になっています。月と対面してくる冥王星は『破壊と再生』ですが、自分の思い癖を壊していくと新しい展開が待っていると教えてくれています。面白いですよね。
その場所の波動と、自分の波動が合致していくという感じなのでしょうか。
万が一、全然自分がしっくりこなかったら離れたって全然いいんですよ。
ちなみに、いつもブログに書いていますが、現在魚座にある木星と海王星は166年に一度という稀な配置を取っております。それがICに来る夜22時~23時の時間帯に、ここ最近地震が続いています。
蟹座にトランジットの月が来た時、この木星海王星の合がICに来ると、8ハウスに月が入ることになります
。8ハウスに天体が多かったり、8ハウスに入る天体と他の天体がハードな時も、地震には要注意ですので、お気をつけてお過ごしください。
最近、家の本を整理していたらこんな本が出てきました。
『人生を変える 波動の法則』ペニー・ピアース著
PHP研究所
10年前の2012年に買った記憶があります。
2012年は私にとって、意識が変化した年でした。新卒で入社した会社を辞めた年でもありますし、不思議なご縁が多くなっていった始まりの年でもありました。当時はまだ28歳。社会人6年目。社会や企業の矛盾にイライラしていて、なんでこんなに自分ばかり負担が掛かるんだ!と憤っていたときでしたね。まさにサターンリターンに入りかけの時でした。
10年前も、『アセンション』とか『引き寄せの法則』という言葉が流行っていて、これから時代は変容していきますよ~というメッセージを発信している人が沢山いらっしゃったんですよ。
当時の私も、自分らしく生きられていないことにものすごく疑問を持っていて、この本の購入に至ったのでしょう。しかし、当時は内容を読んでも全然理解ができませんでした。苦笑
(翻訳している方は『ザ・シークレット』の本で有名な山川紘矢さん、山川亜希子さんです)
そして気がついたら、途中で読むのを止めていた本でした。
今回、久しぶりに本のないように目を通してみたところ、腑に落ちることがいっぱい書かれていました。それだけ自分も変わったということですね。
10年前のあの頃も、自分はものすごい転換期にいると思い込んでいましたが、今はその比じゃないです。苦笑
あの時は自分で選択ができましたが、今は選択すら与えられない。。笑
強制的な方向転換。でも年齢重ねてから、ある意味人生諦めているところが元々あり、若い頃のように将来に期待しないでいられるため、精神ダメージは昔ほどではないかな。と言っても、辛いけど。
この本は、全てのモノには波動があり、波動の法則よって人生が変わっていくことを教えてくれています。結構中身が難しくて、スムーズに読み進めないでいます。
この本の中に、『9つの意識の変容のプロセス』というものがあります。
自分の意識が変化していくときのプロセスですね。変化していく過程でどんなことが起こるかの分析が書かれています。
これを知って、私もどのフェーズに居るのかが何となくわかったので、ここでシェアしたいなと思います。さらにそこに、私なりの解釈も付け足してみようと思います。
長いので前編と後編に分けます。
①魂と体、感情、心が一つになる
心と体が一つになることを重視するようになります。
例えば、魂ってなんだ?とか、目に見えないものに関心を抱くようになります。
スピリチュアルなものに関心が高まるのもこの段階。
世の中の全てが目に見えるものだけで形作られているわけではないことを知ります。
目に見えないサインを受け取るだったり、直観が働いたり、不思議な夢を見たり、ですね。
私も自分の力では到底及ばない不思議な体験をしていることに気が付いてから、その真理を知りたくなって、星読みなど自分で学ぶようになりました。
これを読んでみると、頭でっかちのエビデンス脳のままだと、意識の変容プロセスというものは体験ができないということがわかります。
全ては科学的に証明されており、全てがロジカルで説明がつく、と信じて疑わない人は、これからもずっと、体と心と魂が別々の状態で生きていくことになるかもしれません。
それで十分幸せという方もいるとは思いますが、人生の真髄まで到達できないかもしれません。
②あらゆるところで波動が高まっていく
目に見えない霊的なものがだんだん自分に浸透していくフェーズに入ります。
自分の今までの波動より高いものに触れることが多くなるので、そういったものが、自分自身の心に浸透していくと、今度は体に異変が起こります。体調が悪くなったり、神経が過敏になったりします。いつもピリピリして不安定になり、物事に集中が出来なくなります。
(本によると、騒音や人混み、アレルゲン、食物や暗いニュースに我慢が出来なくなるそうです。)
この状態に耐えられなくて、過度に活動的にもなるらしいです。とにかくイライラしやすい。
体の症状としては、癌を引き起こしたり、ウィルスに感染したり、高熱が出たり、蕁麻疹やアレルギーが起こったり、うつ病に悩んだりするそうです。
でも、この状態も、その高い波動を受け入れていれば自然と体が適合していくそうです。
そうなると、自分の身体をもっと浄化したくなるんだとか。
食事にこだわったり、身体の健康を気遣ったりなどするそうです。
心と魂と体がそれぞれ違う方向に向いてしまった限界値に来た時に出るような症状かもしれないです。例えば、がむしゃらに仕事をしていたのに、突然体が動かなくなったとか。そのあとは、心の内側に引きこもりたい衝動に駆られるとか。外の世界が全て敵のように見えてしまうなんてこともあるかもしれません。
③個人と集合としての潜在意識の浄化
低い波動は高い波動のエネルギーのところに存在できないため、自分の内側に波動の低い恐怖などを溜め込むことができなくなるそう。その結果、バランスが崩れて、不安やパニックなどを体験するのだそう。とにかく自分をコントロールできなくなります。
だんだん、自分の置かれた環境に我慢できなくなるのかも。だんだんそれが表に出てきてしまう。他人を非難し、喧嘩をすることも多くなるそうです。とにかく、なぜか人間関係がうまくいかなくなるのですね。家族の問題なども出てきます。
私も経験があります。
もう自分の内側を抑えられなくなって、上司に暴言吐いて会社を飛び出したことが。笑
次の週に辞表を出しました。笑
その数年後は、父の病気がありました。そのこともあり、自分の頭は混乱状態。
その時の転職先の職場も、人間関係がものすごく悪かったので、1年半ほどで辞めています。
昨年の1回目の失業の時も、だんだん人間関係が変わっていく感じがしたのは覚えています。あれは変化の前兆だったのですね。
2回目の失業は、人間関係どころか、ある意味波動が低すぎてダメだったんでしょう。1年で7名も辞めているポジションですから。
④逃げる、戦う、抵抗する、抑圧する
人との対立を避けたくて、変化を拒否して安全を求め、今の自分を納得させようとすると、またまた自分の体に異変が起きます。
引用:ずっと背負っていた恐怖から自由になり、感情的な傷を永久的に手放すかに思えたそのとき、自分のエゴが飛び出してきて、『まだ私は死にたくない!』とわめき始めます。そして、なじみのある古いやり方を守ろうとして戦いを挑んできます。
古い自分と新しい自分の行き交いが行われる感じでしょうか。
エゴと真の自分。エゴは思い通りにしたいという欲からくる自分の意志。
真の自分とはあるがままの自分といったところでしょう。
この葛藤は精神的にもかなりきついものがあります。しかしこれは大きな:変化の前触れ。
失業する直前がこんな心理になっていたかもしれません。
もうやめたい、でもこれでやめてしまったら生活はどうするの?ここは我慢しなきゃダメでしょ?もうアラフォーなんだよ!みたいな。笑
それで我慢我慢の日々を過ごしていました。
⑤古い枠組みが壊れて消えてゆく
自分たちで変化に抵抗できるのはこのフェーズまで。
エゴが死んでいきます。
引用:個人的・社会的エゴの死を体験するとき、多くの人々はこれは世界の終わりだと思って、パニックを起こす
このフェーズの流れに逆らおうとすると、否定的な反応が返ってくるような体験が多くなるそう。
しかし、怖れに支配されていた自分の過去を手放し始めると、今まで自分が大切にしていた理念や、自分の人生を有意義にしていたやり方が役に立たなくなることを実感するそう。
今までの習慣にしがみつこうとする人はそれを手放さざるを得なくなる段階になります。
引用:破産する、失業する、またはお金、家、友人、ペットや家族を失う人もいるし、亡くなる人も多くなる。
状況の変化によって、計画変更を余儀なくされることもよく起こる。
エゴに基づく行動は失敗し、高い波動に合致した行為が台頭していくのだそうです。
まさに『崩壊』のフェーズですね。私も昨年末がこの状態だったといえます。
引用:自分が何者なのか、何を頼れば良いのか、なぜ自分がここにいるのか確信が持てなくなる。
自分とまわりの境界線がぼやけ始める。
自分の異変→ばい菌、害虫、アレルゲン、又はおせっかいな友人、泥棒、身体を持たない霊たちに襲われやすくなる
引用:事故や病気になって、休まざるを得なくなることもある。
体のコントロールを失う症状や病気にかかりやすくなる。
本当に急に仕事って失うんだな、と呆然とした日々でしたわ。笑
元々合わなくて、やめなくてはならないなと思いながら踏ん張っていましたが、いきなり解雇!
そこから怒涛の崩壊。この辺りから皮膚のアレルギーは悪化。未だに治っていません。
⑥止まる、手放す、そして真の自分自身に身をゆだねる
ここまで来ると、さすがに自分で抵抗する力もなくなるようです。
自分の中で不思議な悟りに達するとか。
自分の中のエゴから解放されて、完全に今という瞬間に吸い込まれ、それまで上手く行っていた事柄ももう行う事ができないそうです。
この空虚な感じが、逆に自分の頭の中がパニックを起こすのだとか。
そのパニックで、慌てて元の居心地の良い、忙しい行動や考えに戻ろうとしてしまう。
でも、これらを受け入れ、あるがままに身を委ねていると、エゴを手放し、真の自分になれる。
だんだん普通の社会と自分がうまくいかなることに気が付いていく。
引用:何をする気もなく宙に浮いているように感じる期間
優先順位や新年、さらには体の分子までもが再構成されたかのように感じます。自分の人生で真実ではないものに気づき、いい加減な気持ちで生きることを止めます。
もう、今までと同じやり方では生きられなくなってしまった自分を受け入れるようなタイミングですね。自然の中で自分だけの時間を過ごすのが良いそうです。自分を熟成させていきます。
これが研ぎ澄まされていくと、自分の魂と繋がっていけるそうです。
ちょっと前までは、私もこのフェーズでした。止まってみよう、何もしないことを選択しよう、そう思った約4か月間。好きな星読みだけやって、好きな時に海を見に行って、好きな時に起きて寝て、という生活に変えてみました。本を読むこともでき、自分のスピリット的なところは改革されたような気がします。
さて、①~⑥までの意識の変容プロセスについて書かせていただきました。
ちょっと難しくて、わかりづらいかもしれません。
でもご自身の経験と重ねてみると、あ!もしかして私は今この段階にいるのでは?と自分の位置を確認することができ、どんな辛い状況であっても、その状況を肯定できるきっかけになるかもしれません。
私自身も完璧には理解しているわけではないですが、何かの参考になればよいなと思います。
明日は後編をアップします。後編は、上昇していくステージになります。
Nao