2月17日獅子座満月は面白い

まだ少し先ですが、2月17日の獅子座満月をチェックしてみたら、サビアンシンボルも配置もなかなか面白い内容となっておりました。
今回この満月が度数は28度です。
28度は「方向転換の度数」と言われています。
1度から25度まではそのサインの経験をひたすら積んでいき、外に向かって表現をしていくのですが、26度に入ると、次のサインのステージが見え始めます。
28度に入ってくると、過去の経験などを踏み台にして次のステージへの壁を突破していくようなイメージ。2+8=10になりますが、1+0=1になり、1は「スタート」を表しています。

つまり、この満月は手放しとともに何かがスタートすることを暗示しています。
もう今までの日々とはおさらばなのです。

今回の満月のサビアンシンボルはこちら。

水瓶座28度「倒されのこぎりで切られた木」
獅子座28度「大きな木の枝に止まるたくさんの小鳥。」

どちらのシンボルにも「木」が入っています。木は地面に根付き、成長していくとどんどんと枝を伸ばしていきます。何年も何年もかけて大きくなっていきます。
それはまるで、今の社会システム。
このサビアンに出てくる「木」は既存の社会を表しているように思えます。
それがのこぎりで倒される、ということは、今までのシステムは要らなくなるということになります。木は、のこぎりで切られてしまえば、あっという間に倒れますよね。
月は獅子座28度。気に止まっている小鳥はまるでその社会に住む私たちのよう。
大きな木に止まっていると、みんな同じタイミングで飛び立ったりできますが、その木がなくなると、個々で居場所をみつけなくてはいけません。
また、枝に止まっているということは、先端の細かいことに目が行く。大きな木の枝の先は、個人の領域。つまり自分の生活や生き方に目がいくということ。
乙女座に向かう途中のサインなので、ここからどうやって自分を住み心地よくしようかと、色々調整をかけているようなサインでもあります。
月は国民感情を表しているので、皆が各々の自分の生き方を見直すきっかけになるかもしれません。

今回の満月は3ハウスと9ハウス。3ハウスは自分の置かれている環境や周囲との関わり方を表す場所で、9ハウスは手の届かない遠い場所を表します。
3ハウスに太陽があるので、身近なものを手放していく、それは情報かもしれませんね。
今まで頼りにしていた情報を捨てていく。
もっと必要なものは、遠くの9ハウスにある、と言ったイメージでしょうか。

ASCは射手座15度「自分の影を探すグランドホッグ」
射手座なので、3ハウスの木星と、月が入っている9ハウスともリンクしています。
自分の適性はどこにあるのかを探しています。それは外側からはわからなくて、自分の内で行われており、まだ正解はわからないという感じ。

MCは天秤座1度。「突きとおす針により完璧にされた蝶」
社会の中で、自分の個性を確立していこうとします。

満月は今までの環境の手放しを表していますので、まるで本当の自分探しの旅が始まるような予感です。

更に今回の満月は、山羊座17度で金星と火星がぴったりコンジャンクションしています。
山羊座17度「密かに裸で入浴する少女」
今までの抑圧してきた感情を衝動的に解放したくなるような感じです。
厳格な大人社会の中で、ずっと押しつぶしてきた自分の自由な心。まだ、それを積極的に外側に開放することはできないのですが、それでもどうにかして自由な心を解放させてあげたい、とふつふつ心に抱くことが多くなる。
金星と火星ですから、自分のやりたかったことに火がついて、誰にも見せることもなく、でひっそりと始める方もいらっしゃるかもしれません。
もしくは男女間であれば、ようやく思いを遂げて、ひっそりと交際を始めるタイミングかもしれません。山羊座ですし、ベスタも絡んでいますし、堅実で形になっていくような恋愛ムードがあります。結婚が決まるカップルも多く出てきそうです。

いずれにしろ、この満月は今までの国民のフラストレーションが溜まりに溜まって、意識の方向性を自ら変えていくような感じがします。
3回目とか、感染者数何人とか、テレビの煽りとか、カネもらって感染症を語っている専門家の見解とかさ、もう全部要らないよね。

目に見えてすぐには変わらないと思います。

恐らく変わるのは春分の日から。春分の日はとても良いサビアンシンボルなので。

2月を超えて3月3日の新月から、どんどん面白い配置になります。
3月3日の新月、すごいんですよ~コンジャンクション祭りで。魚座と山羊座のステリウム。夢と現実の調和の関係。自分のネイタルともかなり連動してきそう。。

Nao