水星逆行期間の意味(1/14~2/15)

本日から仕事始めを迎えている人も多いのではないでしょうか?
朝は関東もかなり厳しい寒さですし、通勤時間もきつくなりますよね。
でも、本日はまだ初日なんで、緩やかにこなしていきましょう。

さて、実は1月2日から水星は水瓶座にイングレスしました。
今回の水星水瓶座期間は1/2~3/10。
水瓶座は距離感のある星座。そこにコミュニケーションやお仕事の運び方を表す水星が水瓶座に入っています。適度な距離感とフラットなコミュニケーションが求められてくるはず。
その間に逆行期間を挟みます。
逆行期間は1/14~2/4となります。
逆行があるときは、水星がある星座から逆行で戻っていく星座に向けて、学びを深くするべきものがある場合に起こる現象ともいえます。
つまり、今回は水瓶座から山羊座への学びが必要ということ。

水星逆行の動きを詳しく書くとこのようになります。

1月14日 水瓶座11度にて逆行開始
サビアンシンボル『自分のひらめきと向き合う男』

1月26日 逆行中の水星は山羊座へ突入。

2月4日   逆行中の水星は山羊座25度でステイ。ここで逆行終了→順行へ
サビアンシンボル『東洋の布を扱う商人』

2月15日 順行に戻った水星は再び水瓶座へ

3月10日 水星は魚座へ

まず、水星を逆行を始める度数は水瓶座11度。このサビアンシンボルは、「自分自身のひらめきを通じて、真実の知恵を開発しようとするシンボル」と言われます。簡単に解釈すると、「自分の判断基準を社会の規範に求めないで、自分と向き合う」意味になります。
何事も答えを社会のルールに求めないのです。
コミュニケーションも仕事の在り方も、考え方も全て。
「学校で習ったから」
「有名な先生がこう言ってたから」
「資格を持っている人が言ったから」
とかも、断捨離すべき考え方です。他人ではなく、あなたはどうなの?と問われます。
【社会の常識】を基準にしない、【自分】はどうしたいのかを考える期間です。

更に逆行していった水星は山羊座25度まで戻ります。この度数は「東洋の布を扱う商人」です。意味的には、異質な文化を自分のコミュニティに取り入れて、自分たちのコミュニティに新陳代謝を起こす度数となります。
つまり、意見の違うものや、考え方の違うもの、それらを皆ひっくるめて、「そんな考え方、やり方もアリだな!」と理解し、自分の生き方に反映させていくのです。そうすることで、自分のコミュニティは活性化していくんです。自分の価値観も同じことが言えます。器が大きくなるんです。

この水星逆行、ものすごく「風の時代」を意識させる逆行になっていますね。
水星は【皆の意識】を表します。
もっともっと、古い考え方や常識を変えていかなくてはいけないし、自分と違う意見を持っている人も「まぁ~それもいいんじゃない?」と気楽に思える心の余裕が必要になるということですね。

水瓶座の水星ですから、人間関係に対しても、あらゆる情報に対しても、ある程度の【距離感】が必要。べったりでもなければ、全く離れたままということもない。全てをそのまま鵜呑みにしない。

個人と個人を尊重した距離感。
個人と社会を尊重した距離感。

それを身につけなさいと。

同調圧力とか、人間同士のコミュニケーションで散々嫌な部分を見てきましたよね。
でも皆同じにすることを良しとする社会はもう終わりです。
この世に生まれてきた人間が同じ人生を歩まなくてはいけない、というルールは存在しません。
皆それぞれ、で良いのです。

こういった同調圧力の意識の本格的な終了は来年以降ですが、まずは自分たちの意識を変えなくてはいけません。今回の水星逆行はその部分を訓練しています。

更に言うと自分と合わないから、気にくわないから、こいつを排除してやろう!とか痛い目に遭わせてやろう!という考え方は、もうダメ。
ちゃんと向き合っていないから。そう思ってしまう人の根本的問題は他人のせいではなく、自分にあることに気付くべきです。

私は九星気学には詳しくはないのですが、今年は五黄の寅年だそうです。
すごくパワフルな年らしいですが、どうやら独りよがりな考え方は身を亡ぼすようです。私が不当解雇を受けたワンマン経営会社は結構ヤバい年になりそうです。(でしょうね苦笑)

もうそういう時代なんですよ、絶対。
気が付いてない人も多いですけど(特におっさんたち)、もう水面下では変化が起こっています。

今回の水星逆行は、案外奥が深いです。
交通トラブルやネット回線のトラブルなどは出るかと思いますけど、そこは適度にスルーして、まず自分の意識改革に目を向けてみましょう。

そんな期間になりそうです。

Nao