雑誌や店頭の販促物でも「ブルべ」「イエベ」の文字を本当によく見かけるようになりました。
昔はこんな言葉が販促物になるなんて、想像も及びませんでしたw
それだけ自分に似合う色を皆さん求めていらっしゃるということでしょう。
自分に似合う色がわからない、と訴える方も多いですから。
メイクの場合は、個人的な見解ですが、ブルべの色でもイエベの色でも、どちらでメイクをしてもメイクは似合わせることはできると思うんですよね。
コスメは洋服のような布とは違うので、コスメを肌に重ねたとしても、自分の肌の色が透けます。塗り方次第でいかようにもイメージが変えらるんです。
別に、ブルべだからベビーピンクやラベンダーのメイクしか似合わないかということになるかというとそうでもなくて。
そもそも、色を見るたびに、これは「ブルべ」これは「イエベ」と分析する必要もないかと思います。若い子にはいませんが、パーソナルカラーのカラーチャートを持ち出して、商品に当てて、これはブルべ、これはイエベ、これはスプリング、これはウィンターとかやっている人もいるらしいです。。
あとは、ご自身のブログで芸能人の写真を出して、パーソナルカラー診断している人もいます。しかし、正直、テレビや雑誌は目視で見える色とは違ってきます。
ご自身で楽しむ分には良いと思いますが、いちいち新商品が紹介されるたびに、「この色はブルべです!この色はイエベです!」とか必死に主張される方がいますが、色に対してそんなに躍起にならなくてもいいんじゃないの?、、と私は引いてます。
なんかの信者みたい。パーソナルカラー診断が絶対的神のような。
私も、昔はパーソナルカラーに興味がありました。
初めて知ったのは中学生の頃。ファッション雑誌「ノンノ」を買ったら、たまたま4シーズンズのことが載ってたんです。
もちろん、当時はあまり知られていなかったので面白いなぁと思いました。
私はあの診断でいったら、サマーです。
どんな色も、少し青みが買っているほうが自分に合います。
でも、この診断、診る人によって大幅に変わります。
スプリングと言われたこともあるし、ウィンターとも言われたことがあります。
数年前に通ったパーソナル診断系のスタジオでは、濁りのカラーが合うブルーベースとの判断でした。それは合っていると思います。しかし、くすみピンクのトップスを合わされて「似合う」と言われましたw
でも、明らかにその色、似合っていませんでした。(その場にいた受講生のおばさんたち、誰一人気が付いていませんでした。大丈夫?何のための受講?w)
分類されたとしても、すべての色が似合うわけでもないんですよね。
(あの時にもらったパーソナルカラー診断用の布、使いようがないわ。。)
更に、メイクに置き換えると、ブルーベースの濁り系でメイクすると、本当に1990年代みたいな平成初期のメイクに見えてしまいます。(平成はもう昔です)
旬なメイクとか旬な顔って時代で変わるので、自分に似合うものを決めつけてしまうと、本当に時代遅れな雰囲気になるんです。
私の場合は、すべての色をブルーベースで仕上げると、何とも言えない幸薄い顔になるんですよw
さみしそうな、冷たそうな、不幸な人っぽい。ブルべのグレーシャドウを合わせても、殴られたようにしか見えないw
だから私はいつもブルべとイエベの色、両方混ぜます。そのほうがオシャレに見えるし、今っぽい。というか「ブルべ」とか「イエベ」とか、全く意識してないけど自然とそうなっています。
あとは自分の顔のイメージと合わせますね。
顔にもイメージがあるように、色にもイメージがあります。
ピンクなら「可愛い」「優しい」とか、パープルなら「ミステリアス」とか「大人」、オレンジなら「ヘルシー」「元気」、ブルーなら「クール」「透明」みたいな感じで。
顔のイメージと色を合わせることも大切なのではないかと思います。「
女顔」とか「男顔」とかではなく。。
パーツを全部分析するのではなく、なんというか、ぱっと見のその人から出ているオーラですかね。私はそちらをくみ取る方が得意なので、自分のメイクレッスンではそちらでお客様に似合うものを判断してます。
また、そういう時に星座って使えるんですね。自分がネイタルで持っている星座の特徴は、大抵周りの人に言われるイメージと合っていることが多いです。
私なら自分で言うのも変ですが、「目立つ」←ダントツ多い、「華やか」「何考えているかわからない」「おっとり(←意外でしょ。私も驚くw)」が多い。
(蠍座に関しては、色気として出ている人は正直少なく、大人しいとか何考えているかわからない、の雰囲気で出ていることが多めでした。)
そのため、自分に使うコスメは赤やゴールド、オレンジ、派手目なピンク、ラベンダー、ボルドー系が多くなります。星座と対応させてみたら太陽の獅子座、月星座の魚座、アセンダントの蠍座に対応するイメージです。それでメイクすると似合うねと絶対に言われます。
(金星については自分の好みだから、無意識に表れるというより、自分でそうしている場合が多いです。私は金星乙女座だから、シンプルにとか、清潔感あるように、など。)
ただ、黄みの強いイエベの色を大きな面積に使うと、私の場合は野暮たくなるので使わないようにしています。
逆に、イエベの人が青みの強いブルべの色を使うと、メイクが濃く見えたり、老けて見えたりします。
実際に色を乗せたときに、見た目で極端にわかるので、そういう場合は避ければいいというだけのこと。でもその極端に似合わない、ということ自体も良くわかりません。という人がいます…そういう場合はいろんな色をとにかくチャレンジして、周りの評判を確かめたらいいと思いますよ。
何が言いたいかというと、ブルべでもイエベでも、どっちでも良いんじゃない?ってことです。
コスメの大抵の色は普通どんな人が使っても大丈夫です。
極端に苦手な色だけ知っておくと良いという感じです。私の場合はそういう考え方です。
こういう話をするとパーソナル診断信者さんたちはブチ切れます。これはちゃんと理論に基づくものなんです!!と。。。(だから、そんな鼻息荒くしなくても…)
でもその理論を尽くして商売している人たちで、真似をしたくなるくらいオシャレな方、一回も拝見したことないです泣
多くの方が色を見分けることに躍起になっているという現状が、若干滑稽に見えます。
私自身は、ブルべイエベで言えば、ブルべの色のほうが自分の好みなので、持っているコスメも自然とブルべが多くなります。(というか、日本人はブルべのほうが多い気がするのは気のせい?)
更に言うと、髪色も影響します。
私は茶髪から地毛の黒に戻したとたん、今まで似合わなかった鮮やかなオレンジや赤のアイシャドウが似合うようになり、逆にベージュなどの色は地味になり過ぎて苦手になりました。茶髪にカラフルなメイクってある程度の年齢の大人がやると、痛々しいイメージになりやすいけれど、黒髪の大人がやると、エッジが効いてオシャレに見えるようになります。(ただ、これも髪色だけでは判断できず、その方の顔の雰囲気にもよると思います。)
黒色のイメージってすごく強いので、似合う色も変わります。これをまた茶髪に戻したら、赤やオレンジのシャドウは似合わなくなるでしょう。ヤンキーみたいに見えるかもしれませんw
そうそう、パーソナルカラー系の人に、私が黒髪が似合うのは若いからだ、と言われたことがあります。若いっていくつまでのこと言うんでしょう?
そもそも、生まれ持った地毛の色が似合わないとかあるんですか?その理論、不思議です。
ちなみにイエベは黒が似合わないと言われていますが、イエベの人でも黒髪やってもかっこよくオシャレになる場合がありますよ。ヘアスタイルやカットによるかも。
パーソナルカラーに関しては、私はそのくらいの距離感保ってます。別に自分にとって「正しい色」を決めつけなくてもいいのでは?と。
パーソナル診断が好きな方は別にそのまんまでもいいと思いますけどね。
Nao
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