自己流メイクは思い込み要素が強い

今日から三連休ですね。
一気に寒くなってきたので、風邪を引かないように気を付けたいと思います。
クリスマスコフレもすっごく盛り上がっています。

今日もメイクのお話です。

メイクって習う機会がないと、多分、雑誌やネット動画などから情報を得る方も非常に多いと思います。特にYouTubeなんかは、本当にいろんな方がメイク動画をアップされているので、参考にされている方も多いのではないでしょうか。

でも、正直参考になる部分とそうでない部分もあったりします。
え!そんなに塗るの?どうしてそんな塗り方するの?的な動画は結構見かけます。
化粧下地の量が多すぎて顔が真っ白になっているYouTuberも見かけますし。

メイクって、もちろん自分の顔に施しますが、それを見れるのは自分が鏡を見てる時だけ。
自分の顔を見るのは、ほぼ他人です。
自分では、とてもイケてると思っていても、相手から見たときに、ちょっと古臭く感じたり、垢抜けていない印象を与えることもあります。

自分が毎日行っていることって他人に指摘されない限り、気が付くことが難しいのが現状。
メイクもそれと同じことが言えます。

例えばスキンケアも、毎日自分の顔を眺めているから違いがあまりわからないかもしれませんが、私なんかだと、肌を触っただけでも、どんなスキンケアをされてるか想像できてしまいます。
逆に、私の肌なんて全然きれいじゃない、とか言ってしまう方でも、私から見たらすごくきれいな肌でメイクで余計なことをしてしまっている人もいたりします。

メイクも同じです。
マスカラは若い子がするものと思い込んでいたり、ナチュラルなメイク=ファンデーションを塗らい肌と思い込んでいたり。ベースメイクは特に思い込みが多い部分かと思います。
コンシーラーは絶対に塗ると思っていたり、色補正にはカラーコントロールじゃないと思い込んでいたり。
あと、完全にカバーされた肌がきれいな肌だと思い込んでいたり。

メイクの思い込みは人さまざま。

私も、プロのメイクさんになるまでは自己流メイクでしたので、自分の思い込みは強い方だったと思います。しかもメイクすることが好きであれば好きなほど、思い込みが強くなる。こだわりという感じですね。

今のメイクの業界に足を踏み入れて、色んなアーティストの方にメイクのテクニックはご指導をいただきましたが、大抵最初に言われるのは、「メイクはうまいけど、何か違う。」みたいなニュアンスでした。
そこから、その言われた言葉を理解しようと試行錯誤して、自分が思い込んでいたメイク概念をはがしていって、もう一回やり直しました。

それを続けていたせいか、今はすごくきれいで、あくまで自然で、その人らしさを失わせない素肌のようなナチュラルメイクができるようになりました。
(レベルはもっとあげなきゃいけないんだけれど)

自分では「きれい」って思っていても、他人が見たときにそうじゃないこともあるんですよね。

私のメイクレッスンでは、他のパーソナルメイク講師が教えるようなメイクではないです。
いつも伝えておりますが、もちろん、基本はあります。
でもメイク自体はシンプルだし、こねくりまわさないです。

私もメイクレッスンに来て下さったお客様から、他のメイクレッスンの内容を聞くと驚くことが多い。目を大きくするためと言われたテクニックは逆に目を小さくするメイクだったり。肌が白くてものすごくきれいなのに講師からコンシーラーをたくさんのせてカバーしてと言われていたり。
講師も自己流だとなんでものせたがる、いじりたがります。
プロもたくさんテクニックはあるけど、顔にどんどん負担をかけていくようなテクニックはテクニックじゃないです。

本当の自分の素材の良さを知ってほしいなって思います。

Nao
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