CHANELの2019年の新しいコレクションはチェックしましたか?あ、ファッションの方です。本当にCHANELのランウェイっていつも世界観が素敵です。メイクもやっぱりかわいいなぁ。。あのリップの色!本当好き!
話は変わりますが、いつも「メイクとは~」みたいな記事ばかり書いていますが、
なんで私がこんなにメイクが好きなんだろと、冷静に考えてみました。
一言で言うと、私にとってメイクとは、“Magical”。
そう言うと、大抵の人は、メイクとは、人の顔の印象を簡単に変えることができるから「Magical」と感じるんでしょって思うかもしれません。
私の場合は違う。
私にとってメイクとは単に「リアルな世界で変身するためのマジック」じゃない。
私にとって、コスメの色や質感自体そのものが「Magical」。
宝石と同じ感覚かもしれません。
見ているだけで、魅惑的。色や輝き、きらめきの虜になってしまうという感じ。もうFabulous!とかAddictという感覚ですw
いつもコスメカウンターに行くと、つい出る私の言葉が、「なんて可愛らしい色なの!まるで○○みたい!」という表現w
つけてないのにね。
例えば、偏光パールやラメは、光があるからこそ、あんなに表情が変わる。光の種類でも色は変わっていく。
メイクした顔が可愛い!って感動するよりも、色の表情が可愛い!って私は言ってしまいます。
玉虫色のアイシャドウなんかも、なんて不可思議で魅惑的な色なんだろう!って思ってしまいます。
つけると、ブラウンなのにメタリックなグリーンに光るんですよ。うっとりしちゃう。
(最近ブログに載せたNARSの新しいアイシャドウなんて夢中になっちゃいます)
色ってとてもロマンティックです。色を見ていると、なぜかストーリーが見えます。
どんな人でもストーリーは感じるとおもいますが、同じ景色が見えるわけではありません。それに、同じ感覚ってそもそも存在しません
見えるストーリーは、その人の人生経験や見てきた景色によって変わりますし、生まれ持った感性がそもそも違います。
感性やセンスはその人だけの個性です。自分がそう感じるから、相手も同じように感じるってことはありません。
そして、どんな色にも人に何かを想像させるパワーがあるし、気持ちを高ぶらせたり、落ち着かせたり、癒してくれるパワーがあります。目に見えるパワーではないけれど、確実にみんな何かを感じ取ってます。
色からも波動が出ていると言われていますしね。
ただ、その色を使ってメイクしてるだけなのに、自分だけでなく、他人にも、その色素敵!どこの??と言わせるんですからMagicalですよ。
色や光の存在って大きい。
しかも、メイクは同じコスメを使っても、人の肌の色によって発色が変わります。
それがまた良い。同じコスメを使っても、決して同じイメージにならない。
つまり、同じ色でも同じストーリーにはならないということ。
だからパーソナルカラーは関係ないの。そんな枠にはめた法則なんかで色は語れない。
人間の肌は血が通っていて肌色全部が同じ色ではないし、体温があって生きている。
しかもハリとかシワなどのような凹凸もある。そばかすだってオシャレに見える要素の一つ。
肌の感触も個人差がある。
だから、顔は単色の肌色のキャンパスじゃないし、コスメもただの絵の具じゃないの。
人の体温や血色でいかようにも色の見え方は変わるし、変わっていくもの。
ファッションだと、すでにもう出来上がったものを着用するので、その人の体格から似合うバランスや組み合わせを作っていくかと思うんだけれど、メイクは時間の経過で、メイク自体の色も変化していくのがメイクの醍醐味だし、太陽の当たる場所か、イルミネーションのきれいな夜の街かでも、メイクはどんどん表情が変わる。そこが面白い。
一昨年くらいから大流行した青ラメ。実は、私はもう10年以上前から愛用してました。
最初に心奪われたのは、ピンクに青ラメが入ったエスティローダーのグロス。それをつけると可愛い色なのになぜかミステリアスな艶っぽい感じになるのが面白くてしょうがなかった。当時の彼にも何か印象が違うことには気が付いているようで、褒めてくれるし、病みつきになるw
でも当時は、今のように青ラメグロスなんてなかったから、理想の青ラメグロスを探すのはとても苦労しました。だから、今は偏光パールの時代になったので、めちゃくちゃうれしい。
他人が見たら、ただの青みピンクじゃんって思うでしょう。ブルべのピンクでしょ、みたいな。
でも、私はそうは思わない。
「なんて奥が深そうなミステリアスなピンクなんだろう!」って感激する。
メイクを習うってなると、大抵のところではそういった部分はなく、あなたの顔の輪郭はこうで、顔のタイプは遠心or求心で、一重か二重か~みたいなところにポイントが置きがちで、私が思うメイクのロマンティックなところを感じさせる要素が一つもないことが多い。
理論だけ固めて感性がない。色を扱う仕事なのに。正解や方法ばかりに重点が置かれて、まるで進学塾のよう。私がメイクレッスンを受ける側なら全然面白くない。
一流アーティストの方にメイクを習うなら、その方の感性で自分をアレンジしてくれるからワクワクするけど、普通のパーソナルメイクの講師だと、感性ではなく、方法ばかりにフォーカスされてしまうので、新たな自分を発見どころか、こんな程度か、、って思うことが多いかも。私自身もそういう経験がある。案の定、ダサい顔になったけど。
正直、メイクを理論で説明されると、なんかの工程作業の説明みたい聞こえる。リフォーム工事というかw
例えば、「貴方はブルーベースで濁りの色が得意だから、ラベンダーが似合います、面長だからチークは横長に入れるのが正解。アイラインをしっかり引いてキリッとさせます」みたいなメイクは、私にとって、すごく薄っぺらいメイク。実につまらない。
そんなメイクなら、正直習わなくても、メイクの基本の本1冊買って読めば十分です。
わざわざ高いお金を払う必要はない。
「見て!この色!ラベンダーがベースなのに、ゴールドのラメとピンクのラメが入っているの。まるで南フランスの日の当たるお花畑がある邸宅のようなカラーでしょ♪」が私の色の感覚。メイクするときっていつもそんな気分。ある程度、メイクは法則があるけど、こうしなきゃいけないというルールはない。
ストーリーとかドラマがある感じと言えばよいのかな。気分に合わせた音楽とか聞きながらメイクすると、大抵メイクがしっくりくるのもそのせいかも。
不思議ですが、そうやって思ってメイクすると、そこに自分が溶け込んだような感覚になるんです。
だから、私はメイクレッスンを受けて下さるお客様には事前に好きなイメージを送ってもらったり、もしくは好きなイメージを伝えてもらったりしてるんです。
不思議だけど、そういうのを頂いてると、お客様に似合う色が見えるから。今までそれでメイクレッスンをやってきて、実際にお客様にお会いし、私が事前に準備してきた色でメイクさせていただくと、素敵な仕上がりになる。たまにお客様にどれかつけてみたい色はありますか?と聞くこともあるのですが、やっぱり私に任せてもらってしまった方が、新しい顔が見つかる可能性が高いかも。そこに私のインスピレーションで星のエッセンスを入れてるんです。
メイクのバランスもそう。アイメイク強めとかリップ強めとかそんな単純な分け方ではなく。
アイメイクが強いのもストーリーがあるし、どの色をどんなニュアンスで作るかでも、そのストーリーは変わっていく。
目頭にハイライトを入れて抜け感をってよく言われると思うんだけれど、そのハイライトが青みの光を放つハイライトなのか、ピンクの光を放つハイライトなのか、ゴールドやシルバーのような光を放つハイライトなのかによって、その目の印象は大きく変わっていく。
私はそういうメイクの世界が好きです。
だから化粧品はずっと眺めていられるんです。
可愛くて可愛くてしょうがないのです。もう中毒です。
洋服買うより化粧品が欲しい。
私はそうやって人生の大半、化粧品で埋め尽くされてます。
メイクは自分の好きなストーリーでいっぱいなんです。
それに、コスメを作っている舞台裏も知っているから、コスメを貶すようなこととかも言いたくない。
「使ってみたけど全然ダメ」とか「期待外れ」とか。
大っぴらに、そういうくだらない自己評価をする人にメイクを扱う仕事をしてほしくないくらい。
ただ、私も長年コスメに携わってきて、いろいろなコスメを見てきて、目が肥えてしまっているので、やはりプチプラでは物足りない部分もあるのは事実。
実際ラメやパールって値段が高いのです。素敵だなって思うものであればあるほど、ほんと高い。値段とクオリティは比例してる。
アイシャドウなどは差が分かりやすいです。
それもあって、私が頭で描いてしまう理想の色って大体デパコスでしかほぼ見つけられなくて。でもプチプラでも良いものを知りたいというリクエストもいただいているので、私がこれは素敵!って思って買うプチプラコスメもオススメしたりします。
メイクは単なる塗り絵じゃないし、コンプレックスを隠すものではないんですよ。
メイクって本当にMagical☆
Nao
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