トランジットの木星が自分のアセンダントに到達するという体験を最近しました。
12ハウスから1ハウスへの移動期間は、自分と向き合う時間。
それが、最近まで私が感じたドン底感。
もう、生きていたくないという感覚。
まさかここまで自分追い詰めてたんだってすごく実感した日々でした。
そりゃそうですよね、木星は12ハウスを通過していったんだから。
12ハウスは一番最後のハウス。死後の世界とも言われてる。あの世とか。
そりゃ生きてる感覚がなくなりますね。
アセンダントは運の入り口とも言うし、スタートする地点とも言われてます。1ハウスは自分形成の部屋で、アセンダントは自分がこの世に生まれる地点。
ちゃんとスタートさせるために、古い自分を殺さなきゃいけないんですね。
私の場合、それは「周りの価値観に振り回されること」であったり、「常識から外れてはいけない、嫌なことも努力して乗り越えなきゃいけない」みたいな修行感覚でした。
それが溜まりに溜まって、爆発したのが先月末。やってられっか、馬鹿馬鹿しい、というのが本音だったのでしょう。
だってそんな修行しなくたって生活に困らない人って沢山いるから、正直にやってきた自分が大馬鹿に思えたんです。
多分、新しい価値観に脱皮する為に、自分の精神が崩壊しました苦笑
まさに蠍座的。変容。破壊と再生。
と言いつつ、今回の木星逆行、自分のアセンダントの度数とぴったりの位置から逆行してるので、まだ課題がありそうな感じです。
そう、精神崩壊したので、途中で落としてきたパーツを拾い集めていくような時期なのかもしれません。
例えば、化粧品会社での経歴、メイクアップアーティストとしての経験。
一旦全て無駄だったと思い、捨ててしまおうと言う覚悟だったのですが、そうはならなかった。
木星はそもそも、援助も表す星。
だから、崩壊した自分を色んな方々から、あなたにはこれがあるんだよ!と認識させてくれた。そんな感じ。
自分は何もないんじゃ無くて、ないと思い込んでいただけで。過去に置いてきてしまったパーツは、この木星逆行期間に見つめなおして取ってこいと言うことでしょう。
同じく12ハウスを土星が通過する時は本当に厳しかったのですが、木星も変わらず厳しいです。
土星は、無駄なものを捨てろ!甘えを捨てろ!って感じでしたが、木星はやはりマイナス面も広げますので、不安な心を途方もなく広げていって収集がつかなくなったという感じです。
もしかしたら、蠍座だからかもしれません。破壊して再生。変容の星座だからこその苦痛。
星なんて使えないと思ったし、多分私には何も起こらないと思っていたのですが、違いました。
あー、宇宙ってすごいんだね。
でも、これからも私は星の力を頼りにしようとは思いません。全部自分次第なので。
Nao